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教育設計サービス

戦略的HRM。「人材は競争力の原点」という考え方。

企業内教育の目的は「人づくり・人格形成」ではなく組織のパフォーマンス向上=競争力の向上。

●現在実施している研修が、業績にどうつながっているのか測定したことがありますか?

人事部長。昨日の研修、とても面白かったです。やる気も出ました。それはよかった。頑張ってくれよ。

社員研修は何のために行うのでしょうか? もちろん、自社のパフォーマンスを向上させるためです。しかし、研修を実施することで、本当にパフォーマンスが上がっているのでしょうか。

例えば、「売上と利益を上げるために、技術者の開発スピードを向上させたい」という目標があり、「技術者同士のコミュニケーション不足を解消し、ナレッジを共有できれば開発スピードが上がる」という分析結果が出たとします。「だったら、コミュニケーション研修を導入すればいい」と、安直に研修を行ってしまったどうなるでしょうか。効果がある場合もありますが、対象者となる技術者のコミュニケーション能力が数日の研修で活性化するとは限りません。それどころか、無理やり研修を行ったためにストレスとなり、さらに開発スピードが落ちたり、心の病になったりするケースもあるのです。

あるいは、「営業力をアップさせたい」という目標で、マーケティング理論やバランススコアカード、ロジカルシンキング、リスクマネジメントなどの研修を導入したとしましょう。一つひとつは素晴らしい研修でも、種類が多いと受講者に混乱が起こります。ある人は、マーケティング理論に心頭し、ある人はバランススコアカードで営業をする。こうなると、同じチームなのにそれそれの考え方が違うため、社内に対立が起こり、組織がバラバラになってしまいます。

行き当たりばったりの研修は、効果が得られないばかりか、組織をダメにすることもあるのです。